🎯 ターゲット読者
- サッカー選手、指導者、トレーナー
- ハムストリング肉離れの予防に関心がある方
はじめに
サッカーをしていて突然、太ももの裏に鋭い痛みを感じたことはありませんか?
この痛み、実はハムストリング(大腿二頭筋)の肉離れかもしれません。サッカー選手の怪我の中で最も多いのが、このハムストリング肉離れなんです。
でも、大丈夫です。適切な予防法を知れば、このリスクを大きく減らすことができます。この記事では、最新の研究に基づいた効果的な予防方法をご紹介します。

ハムストリング肉離れの深刻さ
欧州チャンピオンズリーグの調査によると、サッカーの怪我の約24%がハムストリング関連。1チーム当たり年間約8件も発生しています。
さらに厄介なのは、一度怪我をすると再発率が高いこと。復帰までに平均15-21試合を欠場することになり、選手のキャリアに大きな影響を与えかねません。
なぜハムストリング肉離れは起こるのか?
主な要因は以下の2つです:
- 過度の疲労
- 試合終盤に多発
- トレーニング量が多すぎる場合にリスク上昇
- 筋力バランスの崩れ
- ハムストリングと大腿四頭筋の筋力比率が重要
- 柔軟性不足も原因に
7つの効果的な予防法
1. ノルディックハムストリングエクササイズ(NHE)
最も科学的根拠が強い予防法です。
- 週3回の実施で怪我のリスクを70%も低減
- パートナーと行うエクササイズで、特別な器具不要
2. 高速走行トレーニング
- 試合と同じスピードでの走り込みが重要
- 徐々に負荷を上げていく
3. エキセントリック(伸張性)トレーニング
- ハムストリングの伸張性筋力を強化
- 怪我予防に特に効果的
4. コアスタビリティトレーニング
- 骨盤周りの筋肉を強化
- 全身のバランスを改善
5. 適切なウォームアップ
- 15分以上かけてしっかり行う
- 動的ストレッチを含める
6. 疲労管理
- 試合間の十分な休息を確保
- コンディショニングを適切に管理
7. メディカルスタッフとの連携
- 定期的なチェックを受ける
- 早期の違和感は要相談
実践のポイント
まずは、NHEから始めることをお勧めします。以下のような段階的なプログラムで実施しましょう:
1週目:週1回、2セット×5回 2週目:週2回、2セット×6回 3週目:週3回、3セット×6-8回 4週目以降:週3回、3セット×8-12回
まとめ
ハムストリング肉離れは、適切な予防プログラムで大きくリスクを下げることができます。
特に重要なのは:
- 定期的なNHEの実施
- 適切な疲労管理
- メディカルスタッフとの連携
今日から、これらの予防法を少しずつ取り入れてみましょう。確実に結果は出てきます!
参考文献
- BMJ Open Sport & Exercise Medicine 2023
- UEFA Elite Club Injury Study
- Journal of Sports Sciences








